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我々はブラックホールの中にいる

Posted by photn on 18.2017 未分類   1 comments   0 trackback
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ブラックホールに関しては解明できてない点が多く諸説ある。最近の論文で、スティーヴン・ホーキング博士は、「光が無限に抜け出せない領域という意味でのブラックホールは存在しない。」と発表した。

 これは、今まで考えられているようなブラックホールは存在しないという意味で、この現象は再定義する必要があるのではと説いているのだが、一方で、米ニューヘイヴン大学の物理学者、ニコデム・ポプラウスキー博士は、「我々の存在するこの宇宙は、ブラックホールの中で作られた。故に人類はブラックホールの中にいる。」という説を発表した。
138億年前のビッグバン。それ以前の宇宙はどうなっていたのだろう?多くの物理学者は、「何もなかった」と考えているが、中には、「ビッグバンの直前には、生まれようとしている宇宙のすべ ての質量とエネルギーが、信じ難いほど高密度だが、有限な大きさを持つ1つの粒の中に押し込められていた。」と考える学者も存在する。

 では、その種はどのようにして生まれたのか? 数年前から議論になっている1つの考え方は、われわれの宇宙の種は、自然界でおそらく最も極端な環境である 究極の炉、すなわちブラックホールの内部で作られたというものだ。
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過去数十年 の間に、多くの理論物理学者が、宇宙は、われわれが暮らす宇宙1つだけではないと考えるようになった。この 宇宙は、無数の別々の宇宙からなる「マルチバース(多宇宙)」の中の1つかもしれないということだ。

 1つの宇宙が別の宇宙とどのようにつながるのか、あるいはそもそもつながっているのかという問題は、大きな論争を呼んでいる。現時点では証明はまったく不可能だが、ポプラウスキー博士の説く、「宇宙の種は植物の種のようなもので、基本物質が高度に圧縮され、保護殻の中に隠された塊となっている。」という考え方には説得力がある。この記述は、まさにブラックホールの内部で作られるものの説明と同じだ。

 アインシュタインの理論によれば、ブラックホールの中心は、密度無限大、大きさ無限小の点であるが、通常自然界では、無限というものは存在しない。ここに矛盾が生じる。

 ポプラウスキー博士の理論によれば、ブラックホールの中心にあるのは小さい、しかし無限に小さくはない何かである。宇宙の種はブラックホールの内部に生まれ、ビッグバンで撒き散らされたというのだ。

ブラックホールは2つの宇宙の間の導管、「1方通行のドア」である可能性があると、ポプラウスキー氏は話す。つまり、あなたが銀河系の中心のブラックホールに落ち込んだとしたら、あなた(少なくとも、かつてあなただった断片の粒子)は、最終的に別の宇宙に現れると考えられるのだ。

 その宇宙は、われわれの宇宙の中にあ るわけではないとポプラウスキー氏は説明する。ブラックホールは連絡路にすぎない。2本のヤマナラシの木をつなぐ地下茎のようなものだ。

では、この宇宙の中にいるわれわれはどうなのか。われわれもまた、別の古い宇宙の産物なのかもしれない。それを母宇宙と呼ぼう。その母宇宙のブラックホールの中で鍛え上げられた種が、138億年前にビッグバウンスを起こした可能性がある。われわれの宇宙は以後ずっと急激な膨張を続けているが、それでも今なお、われわれはブラックホールの事象の地平線の裏に隠れて存在しているのかもしれない。
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1970.01.01 09:00 | URL | ~ #79D/WHSg[edit]


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