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人類はスターシードとなり

Posted by photn on 24.2008 アセッション
■■PART-6: 人類はスターシードとなり、遥かな宇宙へと還っていく! シリウスからの啓明を受け、進化の担い手となったイルミノイドたち。イルミナティの陰謀とは、人類を宇宙に導くべく暗躍するイルミノイドの意志にほかならなかった。はたして、われわれの未来は彼らの筋書きどおりに進むのか。   ■第3の課題= 「銀河系ネットワークと通信」して、「我々の故郷へと凱旋する」こと 「スマイル・メッセージ」は、われわれが宇宙空間から訪れたスターシード(星間生命種子)であり、やがて再び宇宙に飛びだしていく存在だと主張する。この“予言”と歩調を合わせるかのように、スペース・コロニー計画が猛スピードで進行中だということは、パート4で書いたとおりだ。 われわれが元来“宇宙的存在”だという主張は、オカルティズムでは最も基本的な主張だった。しかし20世紀に入るまでは、これはいわば、観念上の問題だとしかとらえられていなかった。実際、この肉体ごと宇宙に飛びだせるものとは考えられてはいなかったのである。 けれども今日では、人間が宇宙に進出するのは、進化の必然的なプロセスだと考える人が日増しに増加している。その理由はいくつもある。第1に、限られた地球資源の問題がある。さらにアメーバのように増殖する人口問題がある。専門家の試算によれば、一日で大都市2つ分、一年でひとつの国家が生まれるのと等しいだけの人間が、この狭い地球に誕生しているというのだ! しかし、こうした行き詰まりの打開だけが、宇宙進出の目的なのではない。これまで見てきたような神経系の化学操作に必要な化合物を製造するうえでも、生命延長の科学をよりいっそうつきつめていくうえでも、あるいは今以上に物理・化学的 “錬金術”をおし進めていくうえでも、地上より、宇宙空間のほうがはるかに具合がいいということは、今日ではもはや常識なのだ。 高度な真空状態や無重力が得られる空間では、地上とは比較にならない高純度の物質が容易につくられる。超低温や超高温も、はるかに安価に得られる。たとえば、太陽に正対する面を断熱スクリーンで覆うだけで、物体はマイナス250度まで冷却されるのだ。超低温は超電導テクノロジーの利用をきわめて容易にする。人体に有害な放射線の活用も、広大無辺の宇宙空間なら問題ない。プラズマや電磁場も、地上とは比較にならない規模で利用できる……。 21世紀のテクノロジーは、すべてが宇宙空間向きにできている。スーパー・コンピューターの部品も、地上より宇宙で製造するほうがはるかに高精度が保て、しかもコンパクトになる。医学テクノロジーも同様だ。現時点ではっきりしているだけでも、「心臓病と神経症、高血圧、火傷、脊椎疾患」の治療は、“宇宙病院”のほうが「きわめて効果的」だと、ソ連科学アカデミーのウルベコフ博士は明言している。 実験宇宙生物学への知見は、人類進化の三本柱のうち、遺伝と突然変異の発生の2点においては、「無重力状態においてすべて順調」だと保証する(同じくソ連科学アカデミーのシェペレフ博士、パルフェノフ博士)。 残りひとつの自然淘汰については、研究中だというが、しかしこれについても予測は決して暗くはない。   ■宇宙を志向する進化のステージ上には現人類の全てが登場できるのか? 宇宙移住に関する研究で、より興味深いのは、人間精神に関する部分だ。宇宙に出るためには、われわれは自らの意識をコントロールする訓練を積まなければならないと専門家は主張する。ところが“偶然”にも、このマインドコントロールは、20世紀の“流行”なのだ。 ヨガ、瞑想、シュルツの自律訓練法、グルジェフ・ワーク、種々のサイコセラピー、バイオフィードバック……これらは、いずれも自らの心身のコントロールと意識の拡大に寄与するテクニックなのだが、同時に“スターシード”として宇宙に乗りだすための訓練にもなっているのである! すべてができすぎている。話題のテクノロジーやさまざまなブームが、奇妙なほどに宇宙を志向している。少し前に話題になった植物も感情をもっているという発見──これすら宇宙志向の文脈に入ってくる。というのも「スペース・コロニーで物質循環を組織化するのに最も有望な方法は、ツィオルコフスキーがすでに予想したように、人間と植物の共同体を設けること」(ウルベコフ博士)だからだ。 もし、こうした動きが、一部の陰謀論者のいうように、ETおよびETと結ばれた秘密結社の策謀によるものだとしたら、彼らの計画はみごとなほどうまく運んでいるといわねばならない。あらゆる方向が、人類進化のニュー・ステージに向いているからだ。 しかしここに重要な問題がある。この進化のバスには、はたして人類全員が乗り切れるのだろうか? 「スマイル・メッセージ」は、この点に関しては何も語っていない。けれども、過去、地球上の生命が新たな進化の段階に入ったときには、必ず、全地球レベルでの旧勢力の滅亡があった。進化についてこれない部分は自滅するこれが進化の鉄則だった。この冷厳な法則から現人類がまぬかれうるとする根拠は、実は何ひとつないのだ。 スペース・コロニーに収容できる人数はたかが知れている。では、スペース・コロニーからはみだした人類は、地上で昔どおりの生活を送れるのだろうか? この問いに責任をもって答えられる者はだれもいない。ただ、スペース・コロニーの発案者であり、ティモシー・リアリーの仲間でもあるオニール教授の意見では、その可能性は薄い。というのも、彼は、スペース・コロニーが「行き場を失いつつある人類を救済する唯一の可能な手段」だと主張しているからだ。 ここに、再びイルミナティの影が現れる。人類文明は、確かに宇宙に向けて猛進している。知は異常に増大しつつあり、生命科学は神の領域に迫ろうとしている。しかし、このトレンドに乗れるのは、ひょっとしたらごくひと握りの“超人類”のみではないのか? ──こうした恐れが、実はイルミナティ陰謀論の心理的背景になっているのである。   ■選別され、“啓明”を受けたイルミノイドこそ、来たるべき進化の担い手となる! 進化のバスには、はたして人類全員が 乗り切れるのだろうか? ひょっとしたらごくひと握りの “超人類”のみではないのか? このへんで、イルミナティの系譜をより明確にしておこう。歴史上のバヴァリア・イルミナティは、今日ではもはや存在しないだろう。しかし、高度な知性体に選別され、“啓明”を受けてその血脈に連なった者は存在し、スターシードとなって宇宙に脱出しようとしているのだ! 彼らを特別に「イルミノイド」と呼ぼう。イルミノイドこそ、来るべき進化の担い手、「私たち自身の遺伝的未来の姿」なのである。 20世紀のイルミノイドのひとりは、まぎれもなくクロウリーだった。ティモシー・リアリーもそのひとりだ。クロウリーは、自らがスターシードだということを知っていた。彼はいたるところにシリウスのサインをばらまいていたが、それは自らが、“啓明”されたイルミノイドだということの宣言なのだ! 『法の書』で、クロウリーはETからのメッセージをこう伝えている。 「彼ら(ET)は、わが子らを自分たちの羊小屋に集めるだろう。星々の栄誉を、人々の魂の内にもたらすだろう」 しかし、すべての人類が星々へと帰還できるわけではない。『法の書』に登場するホルス(シリウス生命体)はいう。 「まず初めに、私が戦いと復讐の神であることを理解せよ。私はめったに敵と妥協することはない……」 クロウリーの直弟子であり、クロウリーの影響を濃密に受け継いだOTOのジャック・パーソンズ──アメリカ宇宙開発の初期のリーダーである天才ロケット工学者は、きわめてまじめに、肉体をもったまま、宇宙に昇天する秘儀に没頭していた。これを「ムーン・チャイルド」という。ここにまたひとつ、イルミノイドの秘められた目標が明らかになる。 もっと話を明確にする情報を、アントン・ウィルソンがティモシー・リアリーから聞きだしている。ある日、ティモシー・リアリーはクロウリー・タロットで自らの運命を占った。すると出てきたカードは「ザ・グレート・ビースト」だった。これはいうまでもなく“黙示録の獣”クロウリー自身をさす。ティモシー・リアリーはその意味を、「自分がクロウリーの生まれ変わりであり、クロウリーが始めた仕事を自分が達成し、人々を、来るべき宇宙的意識のために準備させる役割を担っている」と解釈したのである! NASAがイルミノイドの牙城のひとつだという風説は、昔から今日までたえず流されつづけている。これが事実かどうか確認するすべはないが、少なくともNASAとティモシー・リアリーを、一部の科学者が結びつけていることは事実だ。  ちなみに、秘教研究者ジェイムズ・ダウナードの調査によれば、現代のシリウス信仰の総本山はカリフォルニア州のパロマー山天文台だという。パロマー山天文台の観測室には、常にシリウスに向けられた望遠鏡が置いてあり、シリウスのヘリアカル・ライジング(太陽と同時の上昇)の日になると、その望遠鏡を通じてシリウスの光を浴びながら、「シリウス復活の儀式」が執り行なわれるという。   ■イルミノイドの陰謀のプログラムは、遺伝子コードの中に存在する! イルミノイドがどのような新種の人類(超人類)をさしているかを知る方法がある。クロウリーは、あるレベル以上の秘儀に参入できる者の資格を厳しく限定した。ETを招き、交信し、あるいはジャック・パーソンズのようにムーン・チャイルドと化すような高度な“魔術”を実践するためには、この資格が欠かせなかったという。 その資格とは、以下のようなものだ。 【1】健康にすぐれている。 【2】少なくともひとつは得意なスポーツがある。 【3】少なくともひとつの科学的分野で実験を行なう能力がある。 【4】数種の分野の科学の広い知識をもち合わせている。 【5】基本論理学の試験に合格している。 【6】イデアリズム、唯物論、合理主義、スピリチュアリズム、比較神学などを含んだ哲学史の試験に合格している。 これが、秘儀参入者の条件だと、いったいだれが信じるだろう? しかし、事実これが条件なのだ。そして、これこそが20世紀におけるイルミノイドの──したがってスターシードの条件なのである! 古代の“秘教科学”を学んだ者も、同じような資格を要求されたにちがいないという考えは当たっているだろう。オカルティズムの本流は、常に「知」に沿って流れた。この流れと敵対したキリスト教は、グノーシス、カバラ、錬金術、プラトニズムなどの系譜とは永遠に相入れないのだ。 『法の書』のホルスはいったい誰と戦うといっているのだろう?  ティモシー・リアリー同様、邪悪さと神聖さの間を揺れ動いた20世紀の怪物クロウリーは、『法の書』の中でこう宣言する。 「われわれは信頼を置かない、聖女や鳩に対しては。 われわれの方法は科学であり、 われわれのねらいは宗教である」 イルミナティの陰謀とは、その現代における末裔イルミノイドたちの陰謀にほかならない。しかし、その陰謀の書き手は、進化の枠組みそのものにある。われわれの神経系に、そのサーキットに、そしてつまるところ、遺伝子コードそのもののうちに存在するのだ。だからこそそれは、全人類を等しく巻き込む。ユングのいう“元型的状況”を引き起こし、「知」のコードであるシリウスを呼び覚ますのだ……。 「宇宙移住」+「知性の2乗」十「生命の拡大」──SMI2LEは、不可避の道なのだろうか? 他の可能性はないのだろうか? とりわけ知の暴走と意識の暴走は、宇宙を錯乱させはしないのだろうか? われわれの進化は、われわれをどこに導こうとしているのか? 最後に、その疑問を解くヒントとなるものを、ここでひとつだけ提示しておきたい。 スマイル・メッセージは、人類進化のプログラム実現の鍵を握る国として「日本」を指名している。今こそわれわれは、自らのルーツとその使命について、真剣な熟考を積み重ねなければならない時期にきているのだろう。日本人とは、いったい何者なのだったのか。そして、われわれは、だれと手を結ぼうとしているのか? この問いの延長線上に、恐らく人類の未来があるのだ──!       ■■PART-7: 「SMI2LEメッセージ」の後日談   ■ティモシー・リアリー教授は狂っていたのか? 念のために言っておくが、「SMI2LEメッセージ」は実際にティモシー・リアリー教授本人が自分の機関紙『テラ2』などで公開したものであり、単なる思いつきで口にしたメッセージではない。 ティモシー・リアリー教授が「SMI2LEメッセージ」を公式に発表したとき、当時のアメリカの極端な右派と左派が、リアリー教授の正気に疑いを抱いたという。 しかし、毎日リアリー教授と会話を交わし、ときには彼に助言をあおいだりもしていた心理学者ウエズレー・ヒラー博士は、当時のリアリー教授の精神状態について次のように語ったという。 「ティモシー・リアリーは完全かつ素晴らしいまでに正気である!」 また、その数ヶ月前にも3人の政府の精神分析医がリアリー教授を診察しており、彼が完全に正気であり高い知能指数の持ち主であると証言していたのである。 リアリー教授は、その後、旺盛な著述・講演活動に入り、コンピュータソフト会社「フューテック」などを経営。晩年はヴァーチャル・リアリティ技術などにも興味を寄せた。  
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